私は3年前からホルモン補充療法を受けています。
治療を始めたきっかけは、更年期の代表的な症状といわれるほてりやめまいではなく、発疹でした。
更年期治療を意識して始めたわけではなく、半分勘で始めたものでした。
まずは婦人科受診までの経緯をお話ししたいと思います。
あれは丁度3年前・・・
両ふとももの内側一面に発疹が出来ていることに気が付きました。かゆくもなかったためしばらく様子を見ていたのですが、どんどん赤みは増すばかり。数日経っとその赤みは落ちついてきたのですが、その間から新たな発疹が出来ていることに気づき、『あれっ?』さすがに不安になりました。それがエンドレスになろうとは・・・。
太ももはいつも真っ赤。
まだ人目に触れない場所だからよかったものの、もし腕や顔に広がったら・・・という不安も常にありました。
とにかくなんとかしないと、という一心で、皮膚科や内科を受診しましたが、どこへ行っても解決には至りませんでした。
皮膚科医が仰るには
発疹じんましんは未だに原因不明の部分が多いのです。
何かに触った、かぶれた、何かを食べた等、ご自身で気が付くことをヒントに原因を探ることがほとんどです。アレルギーを調べることもあまりお勧めはしていません。お金もかかることですから。
とのこと。内科医もあまり積極的には診てくださいせんでした。
もう病院だけに頼るのではだめだ、と自分でも本格的にネットで調べ始めたある日、もしかしたら?という記事を見つけました。
『更年期症状は100種類以上あり、医師も全てを把握しきれていない』
あとは
『更年期、肌荒れ』
というワード・・・。
その時にふと思い出したのです。
発疹が出始める前の冬シーズン、全身の肌が今までにない粉拭き状態になっていたことを。
乾燥しすぎてかゆい、という感じで、やむを得ずニベアを塗っていたのですが、春になると少しおさまったため、忘れていました。
その頃から生理もとぎれとぎれになっていたので
もうそんなお年頃なのね・・
としみじみしていたのですが・・・それらの記憶とこの記事がその時急につながったのです。
そんなしみじみしている場合ではなかったのだ!
なんで気づかなかったんだろう?この発疹だって、更年期症状の1つかもしれないじゃない!?
それが私の婦人科受診のきっかけでした。